突然やってきた災害で思い出した備蓄のこと
おはようございます、Macoです。
私が住む地域では、先週末より記録的な大雪に見舞われ、生活が凍結しました。
大きく報道されませんが、地味に大変なことになっています。
自然災害は予告なしでやってくる
住宅街は雪が多すぎて除雪車がスタックするレベル。
病院や主要道路の除雪が優先された為、日曜日には除雪車が来なくなり、今も来ていません。
家のカーポートの前には、2度だけやってきた除雪車が置いていった雪の壁。
家の前の道路は50センチをこえる高低差ができるほどになり、家が半地下のように。
当然、車は出せません。
幸い、ライフラインは止まらずに済みましたが、市内の小中学校、保育園はすべて1週間休み、ごみ収集も1週間休み。
多くの会社やお店が連休明けは休業せざるを得ない状況でした。
車は使えないので、リュックを背負って長靴を履きグローブをはめ、これからトレッキングですか?と言われんばかりの格好で、徒歩10分ほどの距離にあるスーパーへ買い出しに行きました。
スーパーは営業してくれていたのですが、当然食材の補充は行うことができず、卵、牛乳、お肉類、納豆、パンなどは棚が空になっていました。
日に日に食材が減っていき、野菜も小さなカットしか残ってなかったり、カップラーメンがどんどん減ったりしていきました。
(本日買い物に行った時は、だいぶ復旧していました。とはいえ、依然品薄なスーパーもあるようです)
大雪になるだろうとは分かっていたつもりでも、まさかここまで影響出るとは・・・というのが本音です。
我が家の備蓄は残念な状況だった
さて、「日に日に食材が減っていき」と書きましたが、何故分かるかというと、そう、我が家はほぼ毎日スーパーに買い物に行っているんです。
この間の三連休は実家で過ごす予定だったので、食材をあまり沢山家に置いてなかったというのもありますが、食品のストックが家族4人を支えるにはあまりに少なく、あっという間に食料不足に至ってしまったのです。
近年起こる災害の状況から「自宅避難」を想定した備蓄が必要だと思い、色々と試行錯誤をしていたのですが、途中で止まってしまっていて家には水と冷凍食品くらいしかありませんでした・・・。
家族の命を守る大事な食料。
今回は幸いスーパーに買い物にも行けて、料理を作ることもできたので、支障なく過ごせていますが、これが大災害となって物資も届かず家からも出れない状態だったら・・・?
我が家のスタイルに合わなかった「ローリングストック」
途中で止まっていたのは、備蓄をどのような方法で管理しようか検討中だったから。
実は以前、備蓄について整え始めた時、まずローリングストックでやってみたんです。
ローリングストックとは、日常的に食べているレトルトや缶詰などの保存食を普段から少し多めに持っておき、食べた分だけ買い足して管理していく方法のこと。
この方法なら、普段から買っているようなものを手元に置いておけるし、用意したものはいつでも食べれるから便利、値段も防災用の専用の食品よりはお手頃と、気軽にできると思ったのですが、我が家、というか私の性格には合いませんでした。
合わなかったポイントは
・すぐに使えると思うと、つい頼ってしまい自炊を怠ける
・敢えて食べなくてもいいのに、つい食べてしまう(お菓子など)
・使った分だけ補充しないといけないのが超絶めんどくさい
・お米のレトルトパックは基本的に食べる機会がない、のに、すぐにやってくる賞味期限
そう、それがなければ(自炊なり我慢なりして)手を出す必要がないはずのものに、手軽さゆえに手が伸びてしまう!
そして、常に流動するストック管理をし続けなければならないというのが、しんどい!
こうして、ローリングストックは続けられず、断念したのでした・・・
正解は1つではない。自分に合ったやり方を見つける
ライフオーガナイザー®︎は暮らしを仕組みを整える人なのに、まだそれに至っていないという恥ずかしすぎる現状を敢えて記録として書いてみました。
結局何が言いたいかというと、
このやり方がオススメ!とかって言われても、それが自分に合っていなければ「オススメ」ではない ってことです。
そして、検証してみないと、合っているか分からない場合もある。
だから、いきなり完成形を求めるんじゃなくて、まずAをやってみて、上手くいかなければBを試してみる、という"トライアンドエラー"を繰り返して、自分に合ったやり方を見つけていく。
これは、収納方法やモノの管理の仕方にも全く同じことが言えます。
誰かのやり方をただ真似するのではなく、自分にフィットすると納得できるやり方を見つけると、暮らしがグッと楽になります。
我が家ではローリングストックがフィットしないと分かったので、敢えて備蓄用の食品ストックを日常使いのものとは線引きして保管しようと考えています。
準備が進んだら、また記事にしたいと思います。(と自分にプレッシャーをかける 笑)
お読みいただきありがとうございました☆