最初から置かない"引き算"スタイル
こんにちわ、Macoです。
暮らしを分解して、自分に合った仕組みや生き方を整えています。
ズボラさんがお掃除を怠けないで続けられる仕組み作り、2つ目は「最初から置かない"引き算"スタイル」です。
臭いモノにはフタをしてもだめなんだ
例えば、きっちんのシンクの排水溝。
排水溝って、ゴミ受けがあって、それを見えないようにするフタがその上についていませんか?
溜まったゴミが見えなくて、シンクの綺麗な見た目には必要かもしれませんが、これがあるせいで私は掃除をサボりまくっていました。
臭いモノにはフタ・・・なんて言いますが、経験的にそのフタの下は汚れていると分かっていても、視覚に入ってこないので見て見ぬふりをしてしまうのです。
そこで、排水溝のフタは取り除くことにしました。
ゴミが溜まれば、見た目が気になります。
その気持ちを、掃除というアクションのトリガーにしています。
私がこのフタを取り除くきっかけとなったのは、友人の娘さんの一言でした。
友人とその娘さん(当時小1くらいだったかな?)が遊びに来た時、私はキッチンをそれなりに綺麗にしておいたのですが、そこへやってきた小1の女の子の身長の目線からは、ほんの少しの排水溝とそのフタの隙間から、シンクに溜まっていた生ゴミが見えたのです。
そして「あ、ゴミ溜まってる」とさらっと言われたんですね。
その一言にドキっとしてしまいました。
見えるところは綺麗にしているのに、見えないところには「フタをしていた」自分を見抜かれたような気がしました。
それ以来、フタは取り除き、ゴミが気になるタイミングで排水溝ネットを取り替え、その下の排水溝もさっと掃除しています。
このフタ自体も、裏側が汚れていることが多いんですよね。
それを洗う作業も一つなくなりました。
浴室に当たり前にあるアレがない我が家
あと、掃除が面倒な場所といえばお風呂でしょうか。
お風呂は、家を建てる時点で掃除について考えてなくしたものがあります。
鏡です。
我が家のお風呂には鏡がありません。付けなかったのです。
お風呂に鏡があることは当たり前と思っていました。
でもそれはなぜだろう。
お風呂の装備を選ぶ時に、このことについて掘り下げて考えてみたのです。
実家ではお風呂に鏡があった。
一人暮らししてたアパートには・・・あったところもなかったところもあったかな。
そもそも、なんで鏡があるのだろう。
例えば、顔の産毛を剃るなら必要かな?
でもそれは洗面台でできるのでは?
体を毎日見てプロポーションを意識するとか?
でも姿見でもできるような?
夫も、お風呂で髭を剃ったりしません。
私や夫にとってお風呂の鏡は「あってもいいかもしれないけれど、なくてもいいもの」であることが分かりました。
一方で、お風呂の鏡は、水垢が取りにくかったりとお手入れの手間がかかる場所です。
それなら、鏡自体をなくせば、その掃除時間すらなくせるのではないか。
そんな風に考えた結果、鏡は取り付けませんでした。
同じ考え方で、カウンターというのでしょうか、お風呂にある台の下に取り付けられるトレーも付けませんでした。
カウンター下だから掃除道具などを置くという想定なのかな?
カウンター下という低い位置ならば、水がはねて汚れることは間違いない。
でも、そのトレーが汚れても私は掃除できないだろう、と自分の性格から予想しました。
掃除道具は、ポールハンガーやちょっとした場所を利用して引っ掛けておくことにしました。(前回お伝えした"浮かせる"方法ですね)
ちなみに、カウンターもなくそうと思いましたが、さすがになくしすぎじゃない?と夫に止められました。笑
あなたの「要・不要」を見つけよう
これは私や家族の生活スタイルや性格などを考慮した上で選んだ選択肢なので、もちろんこれが『正解」と言いたいのではありません。
一般的、当たり前、常識・・・これらは一体何の基準なのか。
その基準で過ごして、自分に何ら負担がないならそれでいいのです。
ただ、価値観は人それぞれです。
もし、自分はこうした方が楽かも・・・と思うことがあるなら、なぜそう思うのか、ということを細かく分解して、そのピースのどれが自分にとって一番重点を置きたいことなのか選んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました♪